ROM専が書いてみたくなったけど、投稿画面を開いた瞬間に頭が真っ白になって石化した場合どうすればいいのか?
はじめに:書こうと思ったのに、なぜか何も出てこない問題
ドーモ、皆=サン。
波乗りとびーです。
この記事をご覧になっているという事は、読んでいる内にご自身でもいっちょ書いてみようと一念発起されたのだと思います。
しかし、いざ書かんと投稿ページを開いた瞬間
「なにすりゃいいんだ?」
っていう感じで頭真っ白になって石化してしまったのではないでしょうか。
かくいう私もその内の一人でございます。
「何故そうなるのか」
「そんな時どうするのか」
を解説したいと思います。
良かったら、見てください!(シャクティ感)
どうして頭が真っ白になるのか?3つの理由
カクヨムやらなろうやらの投稿サイトにある編集ページとお見合いしたまま硬直してしまうのは、大体以下の理由が考えられます。
1. プロットも何もなく、いきなり書こうとしたから
書きたい気持ちだけで勢いよく投稿画面を開いた!
……その意気やヨシ!
ですが……
着地点も構成も決めてないから、最初の一歩が出ない
のは当然の事なのです。
ですが安心してください。
そんなん出来るのはインクをピッピピッピ飛ばしていきなりペン入れ出来る某有名漫画家位です。
「とりあえず書きながら考える」でいける人もいますがそんな人は稀。
慣れてないと大体ここで石化します。
一般人、それもノービス=書き手なら寧ろ当然の事なのです。
2. いきなり完璧を目指してしまう
「どうせ書くなら面白いものを!」って思うのが人情だと思います。
私も書いてる内に思ってる事全ツッパしてしまい、一話二万字とかアホみたいな規模になってしまいますので。
その結果、
最初の一行ですら完璧にしようとしてフリーズ。
頭の中で理想のハードルはドゥンドゥン上昇!
それは留まる事を知らず、危険な領域にまで加速する!
結果、思考回路はショート寸前。
ステータスは赤とんらんになり、「いや無理やろ…」って自滅するパティーンです。
3. 書くネタはあるけど、どこから手をつけていいか分からない
実は今まで温めてたネタがあるのさ!
温めすぎて発酵しちまったけどな!
みたいな、用意周到、沈着冷静な眉ナシチート技士官の様な方もいらっしゃると思います。
ですが、それも又、我らノービスには罠かもしれません。
「あれも書きたい、これも書きたい」
で逆に混乱するのではないでしょうか。
頭の中が散らかって、結局
「うーん…で、どうまとめりゃいいの?」
ってなって固まる。
ゲームで言えば、クエストの受注だけして進行ルートを見失う状態でしょうか。
素人がいきなり濃密なサーガを考えたとて、大概もてあますだけです。
「こんな事もあろうかと」で何でも解決できる様になるには経験が必要なのです。
石化解除!とりあえず動ける簡単ステップ
前述の通り、初心者が石化するのはむしろ普通の反応です。
いきなりスラスラ逝ける方が稀。
固まるのは悪くないし恥ずかしくも無い!
ですが、石化を解除せねば文字を打つ事すらままなりません。
という事で治療方法を挙げていきます。
- メモ帳に“書きたいこと”を箇条書きする
我らノービスがいきなり文章にしようとするなどとんでもない!いきなり芸術的な表現に挑戦するとたちまち石化します。これを回避するには、大学ノートでもケータイのメモアプリでも何でもおkなので用意しましょう。そしてまずは単語レベルでもいいから、何をしたいのかを箇条書きにする事です。
「キャラ紹介」
「このシーンがやりたい」
「オチはこう」くらいの断片だけでおk。
自分がわかりゃなんでもいいんだよォ!w - 最初の一行だけ適当に書いてみる
最初の一文は一番書くのがとてむずなので固まるのは当然です。少しでもそのハードルを下げるコツは、完璧な一行を狙わないこと。例:初投稿なのでテストです。
とりあえず思いついたことを書きます。このくらい雑でも、ゼロからイチの壁は突破できます。
「フリーハンドライティング(ジャーナリングとも言われる事もある)」みたいに、とりあえず書いてみて後で吟味すればヨシ!
- 3行書いたら勝手に脳が動き出す
人間の脳は、始めると勝手に続きを考え始める習性があります。所謂「作業興奮」って奴です。あれです、ちょっと片付けるつもりが、いつの間にか部屋全体掃除しとったわwっていうヤツ。なので「とにかく3行だけ書くゲーム」と思えばOK。
3行目あたりから、だいたい次の文章が思いつく事でしょう。
そうなればしめたもの。そのまま一気に「薙ぎ払え!」ってしましょう。
- 一旦保存して一呼吸おく
石化解除の目的は“動き出すこと”。3行でも書けたら「とりあえず進んだ!」って自分を褒めるのが大事。そのまま突き♂進んでも構いませんが、どうせなら一旦保存して落ち着きましょう。そうすると、次に書く内容が整理されます。
- 完成度は気にせず、まずは投げるつもりで書く
いきなり最初から完成稿を狙わなくてOK。後からいくらでも直せます。
なんなら投稿した後でも修正できます。それに読者は案外そこまで厳しく見てません。
(何てこと言うのw)「これは肩慣らし回です」で全て許されます。
うpしてから次の日位に見直して加筆修正しても全然おkですぞよ。
迷ったらこれを書け!お守りフレーズ集
ここまでで懸命な皆さんにはまるっとお見通しでしょう。
ずばり、初心者がガチ石化するの最初の一言が出てこないからです。
でもそれ分かった上でどうすりゃいいのか問うてる訳ですよね。
分かります。
私もそう思います。
「小説何て書けないわ、素人だもの!」
「だったらアイサツでも書けばいいだろ!」
(コマンドー的筋肉理論)
という事で、迷ったらとりあえずこれを打ち込んでみましょう。
1. とりあえずの宣言系
初投稿なのでテストです。
思いついたことを書きます。
書く練習がてらの肩慣らし回です。
これだけでも文章は“始まる”!
ゼロからイチを突破できます。
俺たちの戦いはこれからだ!
(いや、終わるなしw)
2. 自分語りの入口系
なぜ書こうと思ったのか。
最近こんなことがありまして…。
これは勢いで書いてます。
何も考えず“今の気持ち”から入るのもアリじゃね?
っていう感じで、後から整えればOKです。
ノリと勢いがあったら、一回戦位は突破出来ますね。
(尚二回戦はラスボスと当たる模様)
3. 読者にゆるく話しかける系
ドーモ、皆=サン。ROM専です。
初めまして、ちょっと勢いで書きます。
生暖かい目で見守ってください。
ゆるい呼びかけにすると、肩の力が抜けます。
とりあえず動いてるからヨシ!
押せば分かるさ、へーきへーき!
(注意一秒ケガ一生w)
4. ネタに振り切る系
いきなり書くことがなくなりました。
書こうと思ったけど石化してます。
これはリハビリだと思ってくださいw
「書けない」という状況そのものをネタにするのもアリ。
事実なのだからしょうがない。
開き直ったからこそ見える景色もある!
こういうお守りフレーズを一発置くと、
不思議と文章が動き始めるので試してみてください。
書き終わったあと消したらエエだけやし、フヒヒw
(尚消し忘れてヨシ案件になる模様)
まとめ:最初は肩慣らしでヨシ!
というわけで、ROM専が投稿画面を開いた瞬間に石化するのは――
おかしくない!
むしろ正常です。
いきなり完璧などフヨウラ!
最初からスラスラ書ける人などおらぬ!
ので安心してください。
兎にも角にも、迷ったら
- 箇条書きする
- 適当に一行だけ書く
- お守りフレーズを打ち込む
このどれかでまずゼロからイチを突破しましょう。
文章とはッ!
“動き出すと勝手に続く”もの!
最初は肩慣らし回ですwくらいの気持ちでおkです。
投稿した後に見直して加筆修正するもヨシ!
最悪、消して仕切り直してもヨシ!
大丈夫だ、問題ない。
慣れとるから要らん!
へーきへーき!
大事なのは――
止まらないことより、止まってもまた動くこと!
これに尽きます。
私もやってみたから分かります。
思いつきを書いてたら勝手に二万字位は行きます。
読んでもらえるかは別にして……ですけどねw
我らノービスはそんな事考えなくてヨシ!
兎に角何か書け!
以上!
というわけで、まずは勢いで何か(適当)書いてみてください。
つらつらと書いてる内に本文が勝手にまろび出てくることでしょう。
修正何か後でヨシ!
気軽に楽しみましょう!
次回は「書き始めたあとに詰まらないためのコツ」について語ります。
ではまた、現場で会いましょう!
さらば!
ヨシ!


コメント