スパイラルプロット作成モデル ~ノービスでも迷わない!少しずつ育てるプロット術~
ドーモ、皆=サン。
波乗りとびーです。
以前に「プロットとは何か」を大まかに説明した記事をうpしました。
件の投稿→プロットとは何か
何処行って調べても雲みたいにふわっとした存在のプロットを少しでも詳らかに説明出来たのではないかと思います。
だがちょっと待って欲しい。
初投稿の不安に揺れる我らノービスは、この程度の解像度では未だ理解など出来ぬ!
と感じてしまうのも無理はありません。
「プロットなんて訳分かんないわ! 大昔の8bitゲームよ!」
そう思うのも仕方ないと思います。
ならば……
「だったら説明書を読めばいいだろ!」
この筋肉理論の元、いっそ「プロット作成の製造基準書」として、今回は
スパイラルプロット作成モデル
を作成いたしました。
以下に解説していきますので、見てください!(シャクティ感)
導入:なぜスパイラル方式なのか
プロットを作ろうとすると、「最初から完璧に仕上げなければ」と考えてしまいがちなのではないでしょうか。
私もそうでした。
テキストファイル一面に登場人物やら何やら書いたりして……。
気が付いたらびっしり書き込んでたりとか。
設定だけなら大河ドラマも顔負けの量となり、これからの創作の期待に胸を膨らませ笑みすら浮かべるものです……。
しかし、それは逆に初心者にとって大きなハードル。
詰め込み過ぎの黒歴史ノートは肥大化したノートリアス・モンスター。
複雑すぎる設定は創作の足かせとなり、下手をすると生みの親足る作者をも飲み込み。
最後には石化して一歩も進めなくなってしまうことも……。
だが、大丈夫だ、問題ない。
そこで提案するのが 「スパイラルプロット作成モデル」。
これはソフトウェア開発で使われる「スパイラル開発」を応用し、少しずつ精度を高めながらプロットを育てる方法です。
この方法は試作品を最初に作って、改良しながら開発を進めるヤリ♂方です。
お一人様でも自分のペースで出来て、しかも失敗してもヤリ♂直しが利くという優れもの。
このヤリ♂方なら、重すぎる設定に潰される事もなく、スムーズに執筆が可能となります。
まさに我ら迷えるノービスにうってつけの方法と言えるでしょう。
スパイラルモデル
試作品を作って、改良しながら完成度を高めていく方式。
少しずつ精度を上げるので、重くなりすぎず、自分のペースで進められます。
- 利点:
- 最初から全部決めなくてもOK
- 試行錯誤しながらでも進める
- 失敗しても何度でもヤリ♂直し可能
- 好きなポイントを選んで切り上げる事も出来る
- 何より、全パートソロでやってもヨシ!
- 欠点:
- 凝りすぎると永遠に終わらない「大河プロット地獄」に陥る可能性あり
→ この方式なら途中でやめる事も出来るので重すぎる設定に潰されず、スムーズに執筆まで辿り着けます。
まさに我ら迷えるノービスにとって、唯一ソロプレーで回せる救いの手といえるでしょう。
なぜスパイラルモデルがノービス向けなのか?
世の中には
- 「ウォーターフォール」
- 「V字」
- 「アジャイル」
- 「プロトタイピング」
といった開発モデルがあります。
ですが、我らノービスが実際に小説執筆へ応用できるのは
スパイラルモデル だけ
といっても過言ではありません。
違いを明確にすべく、他のモデルを簡単に説明します。
ウォーターフォールモデル
最初に全部決めてから進める方式。
一度に必要な要素を全部用意するので、頭を空っぽにしても創作が進む点はメリット。
だがちょっと待って欲しい。
この方式には一切ヤリ♂直しが利かないという致命的な致命傷があります。
商業の担当編集などのメンターが憑いて調教管理してくれれば有用でしょう。
しかしソロプレーを強いられるノービスにはとても扱い切れるものではありません。
👉 頼れる仲間のいないぼっちノービスにとって、膨大な情報管理は荷が重すぎる方式と言える!
V字モデル
ウォーターフォールの各工程に、必ず「テスト(整合性確認)」を加えた方式。
「ここで設定矛盾はないか?」
「伏線は回収できるか?」
と逐一チェックを入れられるため、ハードSFや推理小説のように論理やリアリティが命の作風にはうってつけです。
だがちょっと待って欲しい。
フラグと整合性管理に有用な分、とにかく時間がかかるという致命的な致命傷があります。
設定の整合性ばかり気になって、本文を書き始められない「お預け状態」が続くのです。
商業の現場であれば編集や校正と役割分担できますが、ソロプレーのノービスが一人でやるには負担が大きすぎます。
👉 ノービスがウカツに手を出せば、延々と整合性チェックに追われていつまでも執筆に入れない罠となる!
アジャイル/プロトタイピング方式
ここは一括りにします。(似たような感じなので)
小さな単位で公開し、読者からのフィードバックを受けて改良していくスタイル。
※例:某掲示板の「安価で展開決めてくSSスレ」とか
「読者と一緒に物語を育てる」ように聞こえるため、響きは良いかもしれません。
実際、売れっ子や固定ファンを持つ書き手がやれば破壊力ばつ牛ンです。
投票やコメントを拾って展開を変えれば、それだけで盛り上がり、ファンサービスにもなります。
しかし、無名のノービスが手を出すと悲惨です。
- 公開してもほとんど反応が付かない
- 改善サイクルが成立せず、孤独感だけが募る
- 無理に受けを狙っても、今度は本来の書きたい物語から逸脱
結果として「総スカン」を食らったように感じ、メンタルを折られる危険性が極めて高いのです。
👉 ノービスに必要なのはまず「自分の軸を通すこと」。
アジャイルやプロトタイピングは、固定ファンが付いてから挑戦すべき方式!
上記の理由から、ソロプレー可能なスパイラル方式以外はヤリたくてもヤレないという悲しい現実がご理解いただけたかと思います。
はっきしいって消去法です。
悲しいけど、これって現実なのよね……。
🌱 ここで大切なことを、あえて強調しておきましょう。
我らノービスにとって、スパイラル方式こそが唯一の味方です。
- もし途中で失敗しても大丈夫、何度でもヤリ♂直しができます。
- 一気に詰め込まず「少しずつ積み上げ」られるので、重さに潰されにくいです。
- 最初は不完全でも、回を重ねるごとに自然と完成度が高まっていきます。
孤独なソロプレーで挑むノービスにとって、これは本当に心強い仕組みです。
他の方式はどうしても「仲間」や「固定ファン」が前提になります。
でも、最初は誰だって無名で、ひとりきりから始めるもの。
だからこそ――
スパイラル方式が、ノービスに差し伸べられた唯一の光明なのです。
大丈夫だ、問題ない。
あなたがいま感じている不安も、震えるほどの迷いも、この方式なら必ず受け止められます。
一歩ずつ、ほんの少しずつでいい。
それでも確実に、前に進めるのです。
スパイラルプロット作成の実際
ここまでで、なぜスパイラル方式こそがノービスに最適なのかを説明してきました。
では次に皆さんお待ちかね。
──いよいよ実際の作業手順に移っていきましょう。
まずは全体像をざっくり示します。
業務(?)フローの概要
スパイラルプロット作成は、大きく以下のステップを繰り返していきます。
- 一周目:三行メモ└ 物語の芯になる「これだけは外せない」部分を簡潔に。
- 仕事帰りのOLが出会った野良イッヌが宇宙からの侵略者だった。
- OLの危機に駆け付けた飼いぬこがイッヌを撃退。
- 実はぬこ達も宇宙から来た人々を護る存在だった。etc…
→面白そうに感じたら、次の工程に進む。
- 二周目:肉付け(キャラ・設定)└ 主人公・悪役・舞台を中心に、仮の姿を与える。
- OLと飼いぬ(主人公)
- 宇宙イッヌ(悪役)
- OLが住んでいる街(舞台)
ステージと必要最小限のキャストが揃えばおk、それ以外はフヨウラ!
→対戦カード(?)と試合形式(??)が揃ったら次の工程に進む。
- 三周目:詳細化(シーン化/ストーリー試走)└ ストーリーを仮運転して、流れや穴を確認。
- 仕事帰りのOLが道端で泣いている野良イッヌを見つけた。
- 野良イッヌは宇宙からの侵略者だった! 怪しげなジツを受け昏倒するOL!
- 飼い主のピンチに、OLの飼いぬこらが颯爽と駆け付けた!
- 実はぬこ達も宇宙から来た人類の守護者だったのだ!
- ぬこ達は見事宇宙イッヌを撃退しておしり。
まずは練習試合(???)させてみる。
この例なら、現時点でぬことイッヌの関係だとか、オチのつけ方とかに問題アリと分かる。問題が分かる=大成功の予感!なので、安心しておk。
→大体分かったら修正点を控えて次の工程に進む。
- 執筆開始 or もう一周└準備出来た全ての要素に納得できれば執筆開始。まだ不安ならもう一周で調整。
ちょっと物足りねぇな……って思う位でやめると丁度ヨシ!
※ 各工程の最後に必ず「仮ストーリーを回す」チェックを入れるのが肝要です。
※ 納得いくまで繰り返してもおkですが、ノービスは3,4回で十分です。
各工程の詳細手順
大体の流れが分かった所で、各工程を一つずつ掘り下げていきます。
ここからは「基準書」らしく、明確な手順と判定基準を提示します。
さて、ここで常に意識してほしい事があります。
手順内に「仮ストーリーを回す」という説明がありますが、
これは現状の要素のみで完結するか想像する事を指します。
その「想像」を具体出来にどうすればいいかの指標も用意しています。
明瞭想像の三原則(別名:完走イメージ三カ条)です。
- 始まったら必ず終わるものとして想像する
- 途中の過程は曖昧でも構わない
- 完走することこそ最重要
この三つを毎工程でチェックすること。
これらを踏まえた上で、各工程の詳細を解説します。
プロット一周目:ワンアイデアと三行メモ
- まずは物語の核になる「ワンアイデア」を決めます。例:「宇宙猫がOLを守る話」
- 次にそのアイデアを 三行メモ にまとめます。
- 導入:猫の正体が宇宙の刺客と判明
- 展開:敵の宇宙犬と戦う
- オチ:OLと猫の絆が深まる
- ここで一度、仮ストーリーを回す。試作版ゲームをエンディングまでテストプレイする感覚で、なるべく明瞭に想像してみる
✅ 明瞭想像の三原則チェック
- [ ] 始まったら最後まで終わる想像をしたか?
- [ ] 過程は曖昧でもOKと割り切れたか?
- [ ] 完走できるイメージを確認したか?
粗くても「話になりそう」と思えれば一周目クリア。
プロット二周目:シーン分割と人物・舞台
- 「三行メモ」をさらに 5〜7シーン程度に分割します。
- 出勤するOL
- ゴミ捨て場で猫と敵遭遇
- 戦闘シーン
- 帰宅後の余韻
- 猫たちの感想
- 合わせて 登場人物・舞台 をざっくり決めましょう。
- 主人公(OL)
- 仲間(飼いぬことその友達)
- 敵(イッヌカス)
- 舞台(山間に出来たニュータウン)
現段階では、これら全ては一言で表せれば十分です。
3. 再び 仮ストーリーを回す。
試作版ゲームをエンディングまでテストプレイする感覚で、なるべく明瞭に想像してみる。
✅ 明瞭想像の三原則チェック
- [ ] ゴールまでたどり着けるかを想像したか?
- [ ] 中身の粗は気にせず流れを確認したか?
- [ ] 完走できるビジョンを持てたか?
全て合格したなら二週目クリア。
短編ならこの時点で書ける事もある。
兎に角早く書きたいというせっかちさんはここで切り上げても良い。(但し出来上がりの品質は保証しませんw)
プロット三周目:設定裏打ちと詳細化
- 次は 設定の裏打ち を加えます。
- 敵が襲う理由
- 猫が戦える理由
- 舞台となる場所の詳細
- 猫たちが人々を護る理由
- OLと猫たちの馴れ初め
- 猫達とイッヌカスらの確執、etc…
この部分は 兎に角詳細に設定する。
ただし 全てを文中に記載する必要はない、決めるだけでおk。
設定の詳細度に比例して執筆のしやすさと本文の品質が目に見えて向上する。
- さらに各シーンを詳細化し、キャラが自然に動けるように補強します。
- 出勤するOLを見送って回想する猫達
- 昨晩帰宅したOLが再び外出(理由:買い物忘れ)
- OL、イッヌカスを発見。ジツを受け昏倒。
- 飼い猫達が駆け付け、イッヌカスと対峙
- 幾度の応酬の後、見事撃退
- その後OL、無事に帰宅するも後遺症に苦しむ
- 飼い猫達は不思議な技で再びOLを救う
- 元気になったOLが出勤する(回想終わり)
- 出勤を見送った猫達が完走した感想を述べる
- おわり
ここでは逆に シーンはなるべく最小限に抑える。
増やせばより詳細で鮮明に描写できるが、文章量が増えて執筆の労力が爆増するというリスクもある。
- ここでも 仮ストーリーを回す。試作版ゲームをエンディングまでテストプレイする感覚で、なるべく明瞭に想像してみる。
しつこいようですが、必ず完結する事が大事です。
- 想像しづらい場面が出てきたら「削除や修正」を検討しましょう。
- ゴールまでの流れに必須ではない
- 補強すると冗長になる
- イメージできず時間を浪費している
- 逆に以下のような場面は維持・補強すべきです。
- ゴールに直結している
- キャラや世界観を理解する最低限が必要
- 削ると他のシーンに穴が空く
- 想像しづらい場面が出てきたら「削除や修正」を検討しましょう。
✅ 明瞭想像の三原則チェック
- [ ] 最後まで完走するシーンを描けるか?
- [ ] 曖昧な部分を設定で補完できたか?
- [ ] 全体の流れをスムーズにゴールまで確認できたか?
この段階で、ノービスが思い描いたストーリーを文章に著す事が可能になります。
※その際、「何かちょっとだけ物足りねぇな……」と思う位が読む側にとっては丁度いいラインなので、判断に咥え挿れると決断がスムーズに行えます。
その後の分岐
さて、ここで二つの選択肢があります。
- 執筆を始める
- 納得できなければもう一周する
この時の判断基準は、本文を見事書ききれた自分を明確にイメージできたかどうか。
✅ 明瞭想像の三原則チェック
- [ ] 始まりから終わりまで本文を書き切る自分を想像できたか?
- [ ] 曖昧な部分は残しても進めると判断できたか?
- [ ] 完走の未来像をハッキリ持てたか?
ここで「イマイチ書ききれる自信が沸かぬ!」と感じた場合は以下の可能性があります。
- 設定やキャラ、シーンが肥大化、または欠如している
- ストーリーのロジックが曖昧で完結できない
- 思ったより面白くなかった
👉 この場合はいっそ最初からヤリ♂直すことも検討しましょう。
この段階に於いてさえ、未だ本決まりではありません。
納得できるまで戻って大丈夫ですが、3〜4周で十分。
それ以上は「沼」の危険が高いため、キッパリ区切りを付ける勇気を持つ事が肝要。
面白く無かったら黒歴史ノートをそっと箪笥の奥に仕舞いこんでしまいましょう。
注意:やりすぎると沼にハマる
納得するまで何度でも作り直せるのがスパイラルモデルの良いところですが、周回を重ねるとどうしても以下の様に内容が肥大化していきます。
一回目→テレビCM(15秒)
↓
二回目→隙間コーナー(3~10分)
↓
三回目→普通のアニメ(約23分)
↓
四回目→TVドラマ(約60分)
↓
五回目→映画やTVスペシャル(約120分)
↓
六回目→アニメイシヨン一期分(約400分)
↓
七回目→連続大河ドラマとか戦隊もの(一年間分)
↓
八回目→未完の大作(ガ〇スの〇面、強〇装〇ガ〇バーetc)
↓
以下∞w
設定や場面などは、出来るだけ沢山あった方がストーリーは分かりやすくなります。
ですが、凝り過ぎると ノービス自身を押し潰す未完の大河ドラマ になりかねません。
くどいくらいですが、ノービスは完走することが大事です。
が、ここにきて、
「でもよ旦那、そんな事言われたって辞め時なんて訳分かんねぇよ!」
とおっしゃる方も居られるかと存じます。
そこで今回は、ヤメ時を判断する仮執行ポイントを用意しました。
✅ 仮執行ポイント(ここでキッパリ決定!)
以下の条件が揃えば 執筆開始OK です。
- 主人公が定まっている
- 悪役(対立構造)が決まっている
- 舞台設定が一言で説明できる
- 開幕と結末のイメージがある
- ストーリーが矛盾なく完結する
華麗なギミックや凝った展開なんかはプロに任せておけばおkです。
放っておけば勝手にハイレベルで実現してくれます。
我らノービスがすべき事はたった一つ。
まずは完走を目指し、自信をもてた感想を言えることを目標にしましょう。
補足チェック:脇道にそれてないか?
- 少年漫画的な長大回想を入れていないか?
- 別キャラ視点で同じシーンを繰り返していないか?
- 読者に伝わらない細かすぎる設定に寄り過ぎていないか?
👉 商業誌のように「引き延ばし要請」はありません。むしろさっさと終わらせるべき。
ノービス投稿では 本筋を淡々と進めるのが最良、1PVでも回ればそれで大勝利です。
はみ出した部分は外伝や番外編に回せば十分です。
難しい事はプロが勝手にやってくれるので放っておきましょう。
まずは完走した感想!です。
ノービス現実チェック:やらかすとこうなる
ここまでで紹介した通り、プロットの扱いを誤るとノービスは簡単に心を折られます。
代表的な失敗例を振り返っておきましょう。
- アジャイル/プロトタイピングの罠
→ 無名のうちは反応がなく、総スカン感で折れる。 - 別視点リピート
→ 「続きはよ」と思われて離脱される。 - 戦闘前の長大回想
→ 緊張を殺して読者を失う。 - 設定沼
→ ノートだけ膨らみ本文ゼロ。 - ウォーターフォール/V字ごっこ
→ 完璧設計に満足して燃え尽き。
結論:いらんことすんな。
ノービスが反応を得たいなら、まずは 本筋を淡々と更新すること が最優先。
⭐とコメンティーヌ獲得に王道なし
ブクマ、評価、コメント……いずれも一夜で得られるものではありません。
※「読み合い企画」等で評価とコメントを強制し、書き手同士で互いに☆やコメンティーヌを粉飾する事も出来ますが、この行為は投稿サイトによっては規約違反に当たる事もあり、最悪垢BANの危機まであり得ます。
苦しいからといってこの様なマンチ・テクニック等に手を染めない様に。(一敗)
王道はただ一つ、「更新を積み上げる」こと。
- 三行メモから三周目までスパイラルで固める
- 仮執行ポイントを満たしたら本文に入る
- 外伝や脱線は後回し、本筋を優先
- 更新を続けることで読者が安心して定着する
- 完走した感想を重ねて品質を高め続ける
うpしたテイルズは投稿サイトがサ終するまで存在し続けるので、放っておけば必ず誰かの目に留まります。
そこで一定の品質があれば、関連リンクから別のテイルズに辿り着いてもらえる可能性大です。
少なくともweb小説界隈の読者が求めている事は
- 楽にサクサク読める内容である
- 程々に面白く展開がスムーズである
- ちゃんと完結して読みっぱぐれがない
これだけです。
身も蓋も無い言い方をすると
「実は読んで無くて眺めてるだけ」
と言えます。
ならば我らは眺めてるだけで楽しめるテイルズを提供するのみなのです。
知名度の無いノービスに名声などフヨウラ!w
兎に角プロット用意してテイルズを書くべし!
以上!
まとめ:迷わず進め、更新こそが王道
現実チェックで見たように、ノービスが踏み外す落とし穴は山ほどあります。
しかし、スパイラルモデルと仮執行ポイントを道標にすれば、あなたは迷わない。
「ちょっと物足りない」ぐらいで切り上げ、まずは本文を書き始めましょう。
更新を積み上げた先にこそ、⭐やコメンティーヌ、そして読者との出会いがあります。
🌱 渦に呑まれそうな笹舟のように不安で震えていても大丈夫。
小さくても最後まで漕ぎ着ければ、それは確かな「完走」という光明になります。
✅ 明瞭想像の三原則(再掲)
- 始まったら必ず終わるものとして想像する
- 途中の過程は曖昧でも構わない
- 完走することこそ最重要
✅ 仮執行ポイント(再掲)
以下の条件が揃えば 執筆開始OK!
- 主人公が定まっている
- 悪役(対立構造)が決まっている
- 舞台設定が一言で説明できる
- 開幕と結末のイメージがある
- ストーリーが矛盾なく完結する
ノービスに必要なのは完璧さではなく、一歩ずつ進んで書き切る勇気です。
プロットは、その活動をサポートする頼もしい味方となってくれます。
スパイラルモデルなら、その味方を沢山生み出す事も可能ッ!
ガンガン用意して書けそうなテイルズを書き、完走した感想を積み重ねて自信をつけましょう!
今回はここまで。
読んでくださって有難うございました。
では、サラダバー!


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