🩵ノービス救済!ストーリー四大要素でアイディアを楽々生産しよう(第四回:5w1h報告書スタイル)
ドーモ、皆さん。
波乗りとびーです。
長かった四大要素でアイディア生産ジツ解説も今回が最後。
ちなみに前回までの記事はこちら。
第一回:四大要素とは
第二回:主人公と悪役の設計
第三回:発端と結末の決め方
解説とはいっても、後はもうヤル♂だけ。
先っちょだけで終わりますんで、ご安心(?)ください。
良かったら、見てください!
4️⃣ 5W1H報告書としてアイディアを可視化する
これまでに頑張った結果、様々なアイディアがドピュッとまろびでてきた事と思います。
それは捏ねれば捏ねる程に溢れ出て、あちこちに飛び散っていったはずです。
ですが、そのまま放置してしまっては折角のアイディアも干からび、カピカピになってしまいます。
「うるさいですね……。吹き出したのだからもうよろしいでしょう……?(賢者感)」
と、出すものを出してスッキリ賢者モードになったヘッズ達はおっしゃるかもしれません。
だがちょっと待って欲しい。
折角まろびでたアイディアです。
どうせなら一塊にして真っ白な編集画面に突き♂挿れましょう。
しっかり形にすれば、時間経過と共に雲散霧消する事はありません。
それどころか、存在する限り貴方の手助けをしてくれるはずです。
それこそが「プロット」です。
「そうは言ってもよォ~~……。あちこち飛び散り過ぎちまってよォ~~……、どうやってメモったら良いのか全然分からねぇぜェ~ッ!(´;ω;`)」
とお嘆きのヘッズもいらっしゃるかと存じます。
大丈夫だ、問題ない。
それなら、未来の自分に伝える為の報告書として書けばよいのです。
物語を「報告書」形式で整理すると、
自分でも驚くほどスッキリとしたプロットが勃ち起がります。
| 項目 | 内容 | 補足 | 
|---|---|---|
| Who(だれが) | 主人公 | 感情・立場・目的 | 
| What(なにを) | 発端 | 問題・事件・出会い | 
| Whom(なにと) | 悪役 | 対立対象・障害 | 
| How(どうやって) | 展開 | 対処・戦略・試練 | 
| Why(なぜ) | 動機 | 感情・信念・価値観 | 
| Result(どうなる) | 結末 | 解決・成長・損失 | 
ここまで埋めると、
それはもう「一枚完結のプロット」=書ける状態です。
だがちょっと待って欲しい。
「ああん!? こんなショボい表だけじゃ分かんねーぞボゲェッ!」
というせっかちなヘッズも居られるのではないでしょうか?
そんな皆様の為に~……。
拙著ぬこのスペースファンタジー ~OLと、その傍らにいるものたち~(再びダイマw)をこの形式でまとめます。
OLの愛猫たちが(だれが)
いにしえの盟約に従って(何故)
宇宙からの侵略者から(何と)
飼い主のOLを(何を)
不思議な力を使って(どうやって)
こっそり守って日常を取り戻す(どうなる{結末、解決、損失等})
これを書いた上で、前もって決めた人物等の設定をそっと添えます。
- OL:加々美咲 おっぱい。
 - チャトラス&ケミー 宇宙猫。強い。
 - ポチ・ザ・グラットン ポチカス。おっさん臭い。
 - 保健所のおぢさん 害獣駆除のプロ。
 - 場所:現代のDocker(どっか)の街。
 - 時間:夜九時頃から翌朝の9時位まで。
 - 備考:ぬことイッヌの中には宇宙人の末裔がいて争っている
 - 補足:人々はぬことイッヌの争いの事を知らない
 
これぐらい明確にしとけば、大体誰が見ても
「ああ、ぬこの中に宇宙猫がおって、そいつが何か(適当)と戦う。けどそれは誰にも知られたらアカンねんな」
って分かるかと思われます。
それこそが即ちプロットなのです。
ねっ、簡単でしょう?
🎁 オマケ:今すぐ使える「5W1Hプロット実践テンプレ」
「簡単でしょうじゃねーぞタコッ! 何処に書きゃいいんだよッ!」
というせっかちなヘッズもいらっしゃるかと思われますので、オマケを用意させていただきました。
💡下の6行を埋めるだけで、“動く物語”の骨格が完成します。
ノートでもメモ帳でも、まずは一度書き出してみましょう。
| 要素 | 質問 | あなたの回答 | 
|---|---|---|
| Who(だれが) | 主人公は誰?どんな立場・性格? | ______________________ | 
| Why(なぜ) | 何を目的に動く?どんな信念・欲求? | ______________________ | 
| Whom(なにと) | 誰/何と対立・衝突する? | ______________________ | 
| What(なにを) | 何を手に入れたい?何を解決したい? | ______________________ | 
| How(どうやって) | どんな手段・能力・方法で挑む? | ______________________ | 
| Result(どうなる) | 結末・変化・得たもの/失ったものは? | ______________________ | 
| 設定等のメモ | 自由に内容を追加 | ______________________ | 
✨この6マスが埋まった瞬間、あなたの中に“動く物語”が生まれます。
あとは筆を握り、あなた自身のテイルズを咥え挿れるだけです。
5️⃣ 結論:「書き終えたレポートこそ、プロットそのものである」
多くのノービスが苦手とする「プロット」は、
実はアイディア整理の延長線上にあります。
主人公がいて、悪役がいて、発端があって、結末がある。
それを報告書のように整えるだけで、“物語の骨格”となり得るのです。
難しい理論や設定は後回し。
まずは四角い紙を描いて、マスを埋めてみましょう。
書くべきことは、もうそこに現れています。
如何だったでしょうか。
これでこの記事の内容は全ておしまいです。
最後まで長々と読んでくださってありがとうございます!
では、又お会いしましょう。
サラダバー!
 


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